今月の10曲
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【BLUE CAFE SHOWCASE N°2 大好評発売中!】

先月のブルーカフェで、BLU-SWINGのライブをフィーチャーしてリリースPARTYを開催しましたオムニバス・ミックスCD『BLUE CAFE SHOWCASE N°2』。おかげさまで順調にバックオーダーも重ね、好調なセールスを記録しています。今回は東 里起サイドにアーティー・バトラー「ALICE IN WONDERLAND」とタケイフミラ.「LAST DIARY」のマッシュアップやスモール・サークル・オブ・フレンズの「PASS THE MIC」アンリリース・リミックス、三谷昌平サイドにラファエラ・レンズリ・アンサンブル「ASKING EYES」のNOVO TEMPOによる未発表ハウス・リエディット、そして鈴木雅尭サイドにキティ・ウィンター「NEW MORNING」の謎リエディットやAPRIL SET「BOSSA PRESSO episode2」の未発表セルフ・リミックス、マイティ・スパロウ「UNDER MY SKIN」のスウィングセット・ミックスといった数々のキラーなアンノウン・トラックを収録。フロアマターなミックスワークとともに、ぜひブルーカフェというPARTYの臨場感を味わってもらえればと思います!
BLUE CAFE SHOWCASE N°2 / mixed by Blue Cafe
5/30 sat. ON SALE! BLCFM 0002 定価\1,890 (税抜価格\1,800)
● MIXED BY RIKI AZUMA
01. OPENING
02. CADBURY'S DRINKING CHOCOLATE / COME INTO THE WARM
03. ODELL BROWN & THE ORGANIZERS / THINK ABOUT IT
04. CYMANDE / THE MESSAGE
05. JESSE ANDERSON / MIGHTY MIGHTY
06. LYN TAITT / STEPPING UP
07. MICKEY & THE SOUL GENERATION / IRON LEG
08. SENOR SOUL / IT'S YOUR THING
09. Q-TIP / LET'S RIDE
10. ROY BUDD / ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER
11. BETTY EVERETT / HANDS OFF
12. N.E.R.D / JUMP
13. THE LEGENDARY JIM RUIZ GROUP / BIGFOOT
14. UP WITH PEOPLE / THINKING ABOUT THE DAYS AHEAD
15. OSMAR MILITO E QUARTETO FORMA / AMERICA LATINA
16. MADVILLAIN / RAID
17. EMILIO SANTIAGO / BANANEIRA
18. TYCOON TOSH & TERMINATOR TROOPS / ACTION
19. ARTIE BUTLER / ALICE IN WONDERLAND (TAKEI FUMIRA. EDIT)
20. SMALL CIRCLE OF FRIENDS / PASS THE MIC (REMIX)

● MIXED BY SHOHEI MITANI
21. INTERMISSION
22. O.VALDAMBRINI & D.PIANA / THREE AND FOUR
23. CHARLES AZNAVOUR / LE TEMPS
24. NORA ORLANDI / GANGSTERS A NEW YORK
25. ROBERTO MENESCAL / FIVE FOUR
26. SUPER SOM T.A. / MORRI DE PENA
27. JOYCE E FERNANDO PINTO / HEAVY TELECOTECO
28. CHET BAKER MEETS NOVOS TEMPOS GROUP / SALSAMBA
29. JENS WINTHER QUINTET / THATS THE WAY IT IS
30. KENNY CLARKE / BIG BANG
31. BLOFELD / NEXUS
32. HELEN SACHS-LEX JASPER / SOON IT'S GONNA RAIN
33. GABRIELE HASLER & FOOLISH HEART / STEINWAY & DAUGHTER
34. RAFFAELA RENZULLI ENSEMBLE / ASKING EYES (E.D.J. RE-EDIT)

● MIXED BY MASANORI SUZUKI
35. INTERMISSION
36. BIG M / KC SHUFFLE
37. AUDITED BEATS / LIL GREEN BAG
38. SHOES / ARE YOU CRAZY?
39. SKEEWIFF / PINSTRIPE
40. THE FAIRBANKS / LV2B
41. RENT / SEASONS OF LOVE (FUNKADE MIX)
42. UNKNOWN / KITTY
43. APRIL SET / BOSSA PRESSO episode 2 (2009 RMX)
44. ERICA / COLOR CAFE
45. DJ CONCORDE / LALA SONG
46. TRY 'NB / DING DONG (RADIO EDIT)
47. MIGHTY SPARROW / UNDER MY SKIN (DJ CONCORDE SWING MIX)

※お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、
チクロ・マーケット、ART ROCK NO1、ディスクデシネ、
GADGET WEBなど各レコード店ならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
PREMIUM CUTS 2009 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2009】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2009オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

7/1 wed. PREMIUM CUTS
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, 亜弥, 梶井義弘

8/5 wed. PREMIUM CUTS
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, 古賀祐介, 亜弥, 梶井義弘

毎月第4土曜日【BLUE CAFE】
チャージ 2000yen /1d
※先着50名様にBLUE CAFEオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

6/27 sat. BLUE CAFE
ゲストDJ : 栗原暁 (Jazzin'park)
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子

7/25 sat. BLUE CAFE
ゲストDJ : 藤澤志保
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子
TWISTE ET CHANTE
GORDON HENDERSON & U CONVENTION / SAME
(APIA) LP

ドミニカ出身の黒人ヴォーカリストの第一作で、リイシュー化もされている紛れもない傑作フレンチ・カリビアン・アルバムですね。カリビアン・ソウルな「PARANOIA」やごきげんなインスト・ラテン「FOXY PAT」などを収録した"島感"漂うA面と、褐色のブギー「THE HIGHEST BIDDER」やメロウ&ファンキー・ソウル「FRENZY」などを収録した"街感"漂うB面。どちらも甲乙つけがたい魅力にあふれています。特に「FRENZY」の男前具合はハンパじゃありません。リイシューCDには2ndアルバムから2曲のボートラを収録。
TEDDY GREAVES & HIS GROOVY GROUP / HERE'S TEDDY GREAVES
(ART) LP

本作もCDリイシューを果たした、バハマ録音のカリビアン・アルバム。陽光きらめくパラダイスな"島感"に満ちたアルバムで、ゆったりとしたナンバーが多く、それはそれで心地よさの極南なんですが、フロアライクなナンバーという観点なら、テレビ番組のBGMやジングルなどできっと多くの人の耳に馴染んでいる「ウィンチェスター・カテドラル」のファンキーなアップテンポ・カヴァーがダントツです。しかもインスト版の多いこの曲で希少な歌ものカヴァー。「TIGHTEN UP」がフル・ヴォーカルになったかのようです。
FRANCISCO AGUABELLA / HITTING HARD !!
(EPSILON) LP

レア・グルーヴ・ディスク・ガイドでも紹介された、キューバ出身のパーカッショニストの77年のアルバム。ホーンやヴィブラフォンの絡み合いが最高なラテン・ヴォーカル「I WANNA KNOW」を筆頭に、エドゥ・ロボ「CASA FUERTE」の高速カヴァー、ラララ・コーラスもごきげんな「ANNA MARIA」、そしてPLAYAの拙作リミックスのネタであるラテン・ソウルの大傑作「DESIRE」などなど、絶品のナンバーがこれでもかと収録されています。ちなみにCUBOPリイシュー盤には「DESIRE」の別Vo.ヴァージョンも収録されています。
SONORA PONCENA / DETERMINATION
(INCA) LP

以前このコーナーで「NICA'S DREAM」のラテン・ジャズ・スタイルのカヴァー「NICA'S DREAM MAMBO」を収録したアルバム『UNCHAINED FORCE』を紹介したサルサ・バンド、ソノーラ・ポンセーニャの82年録音のアルバム。本作にはデューク・ジョーダンの代表的な傑作「JORDU」のラテン・ジャズ・カヴァーが収録されていて「NICA'S DREAM MAMBO」にも負けない、成熟の魅力を放っています。ヴォーカル・ナンバー「SI LA VEN」も同じく、男の哀愁に満ちたヴォーカル・ラテンで強く印象に残ります。
SIMPATICO VOICES & STRINGS / MASQUERADE
(A&M) LP

きわめて資料の乏しいスパニッシュ・ソフトロック・グループの英国リリース盤。プロデュースとアレンジを担当したのはメキシコ出身のトロンボーン奏者チャック・アンダーソンですが、演奏の指揮をとったのはイギリス人ピアニスト兼アレンジャーのジョニー・ピアソン。いかにもA&Mライクな南方系ソフロ・サウンドが並ぶなか、出色の洗練度合いを誇るのが、ハープの美しい響きとブリージーなコーラス・ワークがため息を誘う、セルジオ・メンデス&ブラジル'66「MASQUERADE」のカヴァー。アルバム・タイトルは伊達じゃないです。
THE RUMOR / AT LAST
(UMA) LP

ミズーリ州セントルイスのインディ・レーベルからひっそりとリリースされた、男性3人女性1人のグループのアルバム。パーカッションとスキャットが絡み合い軽快なテンポで疾走するジョアン・ドナートの人気曲「THE FROG」のキラー・ブラジリアン・カヴァー、8ビートのドラムが粘り気満点の「WATERMELON MAN」、ファンキーなホワイト・ソウル「WALKING TOGETHER」などなど、聴きどころいろいろ。勝手な印象だけど、曲によりフィフス・ディメンションやジョー・ママ、トリステ・ジャネイロあたりを連想しました。
JIMMY JENSON / THE SWINGIN' SWEDE
(BUD JET) LP

どうやらこの人はスウェーデン出身で、アメリカを中心にライブとリリースを重ねていたカントリー・スウィング系シンガー。英語、スウェーデン語、半々。母国にまつわるナンバーも多く残しています。ビールのTVコマーシャルでもおなじみのハッピー・ナンバー「GREEN GRENN」がノリのいいアコースティック・スウィングで歌われていて、最近はスウィング&ジャイヴな流れのDJタイムに欠かせなくなっている一曲。カリプソ・リズムの「SCANDINAVIAN HOTSHOT」もいい感じで、いずれもベスト盤CDに収録です。
PY feat. C. LOPEZ & C. CASTRO / A SATURDAY NIGHT WITH PY
(VICTOR) LP

91年にフィリピンに返還されたクラーク空軍基地。その一角のナイトクラブCABOOMで夜ごと華やかなショウを繰り広げていたフィリピン人ビッグバンドのアルバムは、ゴージャスな一枚。ロペス嬢の歌う「THE "IN"CROWD」とカストロ氏の歌う「MACK THE KNIFE」のカヴァーが絶品で、このあたり、美空ひばりか、江利チエミかっていうような昭和スウィングの匂いを強く感じさせます。のラテン・ジャズ解釈の人気ナンバー「JEEPERS CREEPERS」もごきげん。プレスはなぜか日本ビクターが受け持っています。
MINI☆POPS / MAGIC JUKEBOX
(QUALITY) LP

カナダの、おそらくTVショウに出演していたらしいアイドル・キッズ・グループ。確か『ビストロジャズ -noel a go go-』にも彼らのナンバーを収録しました。いかにもバラエティ番組所属っぽく、こうした、いたいけなコーラスで当時のヒット曲をカヴァーしたアルバムを何枚もリリースしています。この86年盤にもビートルズやモンキーズなどのメドレーと、独立したナンバーが半々に収められていて、どちらかというとメドレーが苦手なボクは、もっぱら快速モータウン・ビートの「WALKING ON SUNSHINE」を使っています。
MELODY GARDOT / MY ONE AND ONLY THRILL
(UNIVERSAL) LP

フィラデルフィア出身で交通事故で負った大怪我のリハビリのために音楽を始めたというメロディ・ガルドー。カテゴリーは一応ジャズ・ヴォーカルになっていますが、アレンジも唱法もそこだけにこだわらない自由さを感じます。全編、みずみずしく優しい魅力に満ちていますが、フィンガー・スナッピンなスウィングTUNE「WHO WILL COMFORT ME」や、夜のボサノヴァといった「LES ETOILES」、ブラジリアン・タッチの「虹の彼方に」が特にお気に入り。HENRY GOOD SEVENでのラウンジDJのヘヴィーローテーションです。
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