今月の10曲
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【MIX CD『PREMIUM CUTS』最新作#12は、プレカツ史上最高GROOVY!】

初期プレカツ・クラシックスをCD2枚組に凝縮しリマスタリングを施した『PREMIUM CUTS #00 CLASSIC BLEND』リイシューに引き続き、最新作『PREMIUM CUTS #12 HOW TO GROOVE』がいよいよ10/25(火)にリリース決定!オープニングを飾るキラーFRENCH JAZZY GROOVE「PARIS B.B.」から縦横無尽なGROOVE TUNE満載! 『#00』にも収録されたクラシックス「PRETTY」の新発掘SWINGY女性ヴォーカルver.や先月このページで紹介したジャクリーヌ・ボワイエ、「TOUR OF JAMAICA」に歌が乗ったようなマイティ・スパロウの大穴的名曲「CHILDREN MUST LEARN」、ミラクル・ローカル・ソフトロックTHE HEAR AND NOW、チコ・アルネスのKIDSコーラスver.の「A BANDA」、謎の超ピークタイム・ユーロ・サンバ「COCO SAMBA」などなど、従来にも増してニュー・ディスカヴァリー・キラーを大量投入!そしてCHARADEによるあの「LOVE SO FINE」の決定打的ソフトロックver.、カリビアン・ファンク最高峰「BLACK WATER GOLD」、デル・リチャードソンの問答無用ファンキー・ソウル「DO WHAT YOU CAN」、ジャン・クロード・プティの激打ちフレンチ・インスト・ファンク「DONATO BRASS」などなどTOPレアなグルーヴTUNEもこれでもかと投入した、まさにHOW TO GROOVEな一枚です!

◆試聴April Set Official Site:http://aprilset.net/
◆更新情報など:http://twitter.com/#!/PremiumCuts
PREMIUM CUTS* #12 HOW TO GROOVE
mixed by Masanori Suzuki
(CSMP0029 / 1,890yen(税込) / ステレオ80分 / 10月25日発売)

01. INTRO...PETE RUGOLO et SON ORCHESTRE / PARIS B.B.
02. JACQUELINE BOYER / LE SOLEIL DANS LES YEUX
03. PAULA SYDNEY / PRETTY
04. JIMMY HASKELL / PRETTY
05. ERICA~CHINQUINHO / CHATANOOGA CHOO CHOO
06. WILLIY CHIRINO / ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
07. MIGHTY SPARROW / CHILDREN MUST LEARN
08. THE RED BIRD / MARIPOSA
09. THE HEAR AND NOW / CLIMBIN' TREE
10. THE CHARADE / LOVE SO FINE
11. INTERLUDE…DEL RICHARDSON / DO WHAT YOU CAN
12. NINA LIZELL / PAPPA JOE
13. CANONES Y MANTEQUILLA / NO ME TOMES EL PELE
14. THE AMBROS SEELOS SHOWBAND / WOW, WOW, WOW
15. JEAN CLAUDE PETIT / DONATO BRASS
16. BLUE RHYTHM COMBO / BLACK WATER GOLD
17. THE IGG BAND / I STILL WANT YOU
18. BABADU / WORDS TO A SONG
19. MAX GREGER JR. / SISTER JANE 1980
20. INTERLUDE…LISA / IT MIGHT AS WELL BE SPRING
21. PHILLY DEVOTIONS / HURT SO BAD
22. KETTY LESTER / DON'T THINK TWICE
23. JOHNNY CHINGAS / I'M HONEY
24. THE VENTURES / M*A*S*H
25. CHRISTINE CHARBONNEAU / CENSURE
26. LUIZA MAURA / ODARA
27. CHILO ARNEZ HIS ORCH. & CHOIR / A BANDA
28. BANDA PEANUTS / COCO SAMBA
29. MIDNIGHTERS / A SAMBA...OUTRO

お求めはJETSET RECORDS, DISKUNION, TICRO MARKET, ART ROCK NO.1,
FastCut Records, FREEDOM RECORDS, タケチャス・レコード、CORNERSHOP
およびオルガンバー・キャッシャーにて。
【10/9 sun.(祝前日)は、オルガンバー連休SP『宇田川ディスコナイト』!】

体育の日の前日となる日曜日の夜、スペシャルPARTY『宇田川ディスコナイト』を開催します!デビュー・シングル『Candle Connection』も大きな話題を呼び、小西康陽さんもリコメンドする高松のサウンド・クリエーター&DJ、U-SUKE OGURAとRICA'Xをがついにこの日オルガンバー初上陸! さらにテキーラ・プロダクション主宰、菅野克哉も加わり、鈴木雅尭らとともに1970s〜2011までのDISCO GROOVEでフロアを華やかに盛り上げます! さらにブーゲンビレーアのLIVEもfeat.し、テキーラガールたちも華麗に舞う、楽しすぎる連休の夜!!お誘い合わせのうえ、ぜひ!
10/9 sun.(祝前日) @ ORGAN BAR
オルガンバー連休SPECIAL
「宇田川DISCO NIGHT -Vol.1 テキーラガールは眠れない-」

-GUEST DJ-
U-SUKE OGURA(Boot Music Orchestra)、RICA'X(Boot Music Orchestra)、菅野克哉
-SPECIAL LIVE-
BOUGAIN BILLE-A
-DJs-
鈴木雅尭(April set)、松井憲太郎、R K、吉田アゲコ
-テキーラガールズ-
mutsuringo、saori、aoi and more
OPEN 21:00 2000円/1d
【BLUE CAFE 12周年アニバーサリーにお越しいただき、ありがとうございました】

9月25日の土曜日、オルガンバーにて、ニューアルバム『SONGS』も大好評のピアノマン矢舟テツロー氏と、現在ニュー・アルバム鋭意制作中のSMALL CIRCLE OF FRIENDSのライヴをfeat.し、ブルーカフェ12周年アニバーサリーPARTYを開催いたしました。鈴木雅尭、東 里起、三谷昌平、伊藤ヒロキ、大倉智子のレギュラーメンバーも勢揃いし、気仙沼市など遠方から駆けつけてくれたお客さま、元ブルーカフェCREWの三浦 信 君などもお祝いにきてくれてブルーカフェ恒例のショット乾杯も朝まで途切れることなく、楽しい"干支制覇記念"の夜を盛大に祝うことが出来ました。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!次回は来春、「春のブルーカフェ祭り」でお会いしましょう!
毎月第1水曜日【PREMIUM CUTS presents FAIRGROUND】

10/5 wed.
Premium Cuts presents
FAIRGROUND
CREW / 鈴木雅尭(April set), 佐野真久(Cafe & Diner スタジオ),
KAZI, Aimie(Roman Records Cafe), Dali, 嶋瀬陽子, ykr(Master Donut)
21:00 open 2000円/1d (24時までご入場の方1000円)
※先着30名様にFAIRGROUNDオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント!
※10月生まれの方入場無料!

10/9 sun.
ORGAN BAR連休SPECIAL
宇田川DISCO NIGHT
Vol.1 テキーラガールは眠れない
GUEST DJ / U-SUKE OGURA(Boot Music Orchestra)、
RICA'X(Boot Music Orchestra)、菅野克哉(TEQUILA PRO.)
LIVE / BOUGAIN VILLE-A
DJs / 鈴木雅尭(April set)、松井憲太郎(Boot Music Orchestra)、R K、吉田アゲコ
テキーラガールズ / mutsuringo、saori、 aoi and more
21:00 open 2000円/1d

12/7 wed.
Premium Cuts presents
FAIRGROUND
-MIX CD『ビストロジャズ CHRISTMAS HOLIDAY』リリース記念&年忘れSPECIAL-

SPECIAL GUEST DJ / 小西康陽
CREW /鈴木雅尭(April set), 佐野真久(Cafe & Diner スタジオ),
KAZI, Aimie(Roman Records Cafe), Dali, 嶋瀬陽子, ykr(Master Donut)
※先着30名様にFAIRGROUNDオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント!
※12月生まれの方入場無料!
TWISTE ET CHANTE
MIGHTY SPARROW / MANY MOODS OF SPARROW
(STRAKER'S RECORDS) LP

BALLROOM RECORDSさんの新入荷コーナーからオーダーしたときは一足遅れでもうSOLDになっていて、それからもうあちこち探しまくってやっとなんとか見つけた、マイティ・スパロウ1967年のアルバム。「SEX EDUCATION」「HAPPY SCHOOL DAYS」全編にわたってごきげんなカリビアン・ナンバーがこれでもかと並びます。特にまるであの「TOUR OF JAMAICA」にヴォーカルを乗せたような哀愁ダンサー「CHILDREN MUST LEARN」が必聴のPREMIUM CUT。『PC#12』でぜひお試しください。
BABADU / BABADU !
(HANAHA) LP

ハワイアンAORの傑作として2009年にCDリイシュー化も果たした、ババドゥの1979年のアルバム。爽やかなライトメロウ・ナンバーがいっぱいの好盤。「ALL I'VE GOT TO GIVE」はレムリアも歌ったスウィートな黄昏メロウTUNE。『PC#12』に収録の「WORDS TO A SONG」は、以前このコーナーで紹介したやはりハワイのSSWビリー・カウイのヴァージョンも人気のAORの逸品。若くして亡くなったビリーを偲んでカヴァーされたようです。プロデュースはカラパナのカーク・トンプソン。
http://www.youtube.com/watch?v=IBIU6ft4yMM
KUH LEDESMA / TOO MARVELOUS FOR WORDS
(WEA) LP

フィリピン人フィメール・シンガー、クー・レデスマ。この人はユーミンの「夕涼み」をカヴァーした「ONE DAY SOON」が1982年に日本でサントリーのCMに使われたりして、その名前をご存知の方もけっこういると思うのですが、母国でもその人気はとても高いらしく、アルバムも何枚もリリースしていたようです。本作は1986年のリリース。スタンダード・ナンバーであるタイトル曲のAORサンバなカヴァーを筆頭に、ショウビズ・スウィングな「THE LADY IS A TRAMP」「ALL OF ME」などいい曲いろいろ。
http://www.youtube.com/watch?v=Ifz7toCshxU
CHRISTINE CHARBONNEAU / C'EST PAS C'QUE TU PENSES
(PLEIADE) LP

ケベック出身のフレンチ・カナディアン・シンガー、クリスティーヌ・シャーボノゥの75年のアルバム。『PC#12』にも収録の「CENSURE」がシャッフル・ギターもごきげんなファンキー・サンバAORで、何枚かのアルバム、シングルからセレクトされた彼女のベスト・アルバムにも収録されています。CENSUREっていうのはフランス語で"検閲"とか"非難"とか、そういう意味らしいです。他にはミッドテンポの8ビートとイエイエが交錯する「C'EST POUR TOI QUE JE CHANTE」など。
http://www.youtube.com/watch?v=hYPZeLyWXkA
ERICA~CHIQUINHO et LES SHOW / BRAZIL 77
(SONOPRESSE) LP

ブラジリアン・シンガー エリカ嬢と、ギタリスト シキーニョがフランスに渡り同郷のミュージシャンたちと録音した1977年のアルバム。コンピレーションCDなどにも収録されているワンド作「NEGA DE OBALUAE」がDJ的にも一番人気だと思うのですが、『PC#12』にはグレン・ミラー・オーケストラのレパートリーとして有名で細野晴臣などもカヴァーした「CHATTANOOGA CHOO CHOO」を収録。「NEGA〜」ほどのアップTUNEではありませんが、とてもかわいらしく楽しいアレンジです。動画は「NEGA 〜」
http://www.youtube.com/watch?v=HC2Dx5eC_p4
ZIZI POSSI / EM DE UM ROLE
(PHILIPS) LP

野太くざらついた系の声質の多い(ような気がする)ブラジルのMPBシンガーの中にあって、クリアで張りのあるヴォーカルで人気を誇ってきたジジ・ポッシの、これは84年のアルバム。個人的には80年代のブラジルのサウンド・プロダクションはあまり得意ではなく、本作でも薄っぺらいシンセやドラムの音色には全くそそられないんだけど、スタンダード・カヴァー「PASSARO SEM NINHO」はそんな安さを感じさせない、ラテン・ブラジリアンAORとでも呼ぶべき出色のフロアTUNE。
http://www.youtube.com/watch?v=9O80pDJts3I
PAULA SYDNEY / PRETTY
(CAPITOL) 7"

このポーラ・シドニーという女性は、おそらくUSショウビズ・シンガーなのだと思いますが、詳しい記述が全然見つからなくて、他のリリースも見当たらず、プロフィールが分かりません。ともかく、PC"00収録のYOUNG GENERATIONヴァージョンやMILLERSのヴァージョンがオルガンバー・クラシックスになっている「PRETTY」をカヴァーしていて、これが小気味よくリム・ショットが弾んだ軽快なスウィング・ボッサ・ヴァージョンで相当の見っけものでした。『PC#12』でぜひお試しください。動画はヤンジェネ版。
http://www.youtube.com/watch?v=euh6sI_lW1s
KETTY LESTER / SAME DON'T THINK TWICE
(PETE) LP

アーカンサス生まれのノーザン・ソウル・シンガー、ケティ・レスターが69年にリリースしたアルバムで、彼女の最大のヒット曲「LOVE LETTERS」を収録しています。この「LOVE〜」はロッカバラード・タイプのスロウなナンバーですが、「SON OF A PREACHER MAN」やボブ・ディラン「くよくよするなよ」といったグルーヴTUNEも収録。哀愁のフォーキー・ソウル「YOU'RE GETTING OLDER」も絶品です。ピアノのリフレインが切なく胸に残る「くよくよするなよ」を『PC#12』に収録しました。
SO NICE / LOVE
(SO NICE) LP

去年このコーナーで紹介した稲村一志と第一巻第百章などと同じくシュガーベイブ・チルドレンに(おそらく)数えられる、日本大学芸術学部のフォークソング・クラブ所属のシティポップ・グループ ソー・ナイスが1979年、卒業記念に自主制作した貴重なアルバム。仙台のDJ Bossa☆Da君とイベントでご一緒したとき彼のPLAYでその収録曲「光速道路」を初めて聴かされた時は度肝を抜かれましたが、他にも「TIGHT NIGHT」「LOVE SICK」など魅力的なアーバン・ダンサーが並びます。シティポップ最後の秘宝的一枚。
http://www.youtube.com/watch?v=MfUI29D1okc
石川晶とミッドナイト・サンズ / 加山雄三とゴー・ゴー
(TOSHIBA) LP

和製レアグルーヴを語るうえで欠かすことの出来ないドラマー石川晶と彼のグループが、加山雄三(弾 厚作)の作品を思う存分独自のアレンジでカヴァーしたアルバム。ほとんどの曲でシンガーズ・スリーのスキャットもフィーチャーされています。跳ねたジャズボッサに大胆に変換された「君といつまでも」「お嫁においで」「信じてくれよ」、パパヤ・スキャットも華麗に決まったジャズロック「霧雨の舗道」、スウィンギンな「蒼い星くず」、ヨーロッパのサントラのような洗練されたスキャット・ボッサ「ア・サンバ」などなど。
【FAIRGROUD CREWの選ぶ今月の一枚 DJ Aimie編】

ADRIAN BAKER / INTO A DREAM
(MAGNET RECORDS) LP

ビーチボーイズのツアーなどでサポート・メンバーとして活躍していたマルチ・プレーヤー。「SO YOU THINK YOU'VE GOT IT MADE」を筆頭にポップで素敵なハーモニーが特徴的ないい曲が多いのですが、なんといってもBEATLESのカヴァー「I FEEL FINE」がかっこいい!! 打ったドラムにシンセサイザーを駆使したアレンジとコーラスワークにやられてしまいます。イントロもとっても使い勝手が良く、ここ最近ではこの曲をかなりヘビープレイ中です。ビーチボーイズ「GOD ONLY KNOWS」のカヴァーもGOOD!
http://romanrecordscafe.p1.bindsite.jp/
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