今月の10曲
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【BLUE CAFE 9th ANNIVERSARY おかげさまで無事終了!】

詳しくは次ページの大倉智子のレポートをご覧頂きたいのですが、10/25(土)のブルーカフェは、おかげ様で150人近いお客様にオルガンバーに遊びに来ていただき、大盛況のうちに朝7時すぎまで大盛り上がりで、無事終了することが出来ました。2セットにわたってフロアをロックしてくれた小西康陽さん、必殺のマイクリレーとパッド捌きでアニバーサリーを祝ってくれたTHE GRASSHOPPER SET、ホームグラウンドBLUE CAFEでのライブで大合唱のうずを巻き起こしたSMALL CIRCLE OF FRIENDS、そして飛び入りで参加してくれた大河原泉ちゃん、それからオルガンバーのスタッフのおかげで、いま我々が出来る精一杯の楽しい時間が提供出来たと思っています。ありがとうございました!そして11月のブルーカフェは、オルガンバー13周年のためにお休み。12/27(土)のブルーカフェは、ポスカムのCMに新曲「KISS&RIDE」が使われ話題沸騰の中塚武君が、なんとライブSETで出演してくれます。お楽しみに!
【リリース・インフォメーション】

top pageでも紹介されていますが、この11/29(土)、久しぶりにハウス&ブレイクビーツ・メインのMIX CD『remixin'』の新作をリリースすることになりました。「パスタイム・パラダイス」「アイ・マスト・ノウ」「恋はあせらず」などなど数々のオルガンバー・クラシックス、キラー・ソングのハウス&ブレイクビーツver.を収録して話題を呼んだ前作に負けず劣らず、今回も「スプリング・レイン」「愛のテーマ」「ラフター・イン・ザ・レイン」「キス・ミー」などなど人気曲からフロア・キラーまで、さまざまな初耳リミックスやレア・カヴァーを凝縮しました。ボブ・アザムのフロア・クラシックス「レッツ・セレブレイト」をハウス・リエディットしたザ・フェアバンクスのアンリリース・トラックまで投入。ぜひ試聴してみてください!12/3(水)のPREMIUM CUTS2008は藤澤志保ちゃんを招いてリリースPARTYです!

そして、昨年冬にリリースして大好評いただきましたMIX CD『ビストロジャズ』ラインのクリスマス編となる『NOEL A GO GO』もごく少数ながらリプレスし、こちらも今月下旬くらいから各店での取り扱いになると思います。スキャットもの、キッズもの、スウィング&ジャイブ満載のジョイフルMIXになっていますので、併せてお試しください!
CSMP-0014/CSMP-0010/各1,890円(税抜き価格1,800円)
お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、ヴィレッジヴァンガード、
ヴァージン・メガストア、チクロ・マーケット、ディスクデシネ、
コーナーショップなど各レコード店ならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
PREMIUM CUTS 2008 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2008】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2008オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

12/3 wed. 『PREMIUM CUTS HOUSE & BREAKS remixin'02』リリースPARTY
ゲストDJ:藤澤志保
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介

1/7 wed. -PREMIUM CUTS-
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, DJ OTSUMAMI, 古賀祐介 &more

毎月第4土曜日【BLUE CAFE】
チャージ 2000yen /1d
※先着50名様にBLUE CAFEオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

12/27 sat. ブル−カフェ的大忘年会
GUEST DJ&LIVE:中塚武
GUEST DJ:川畑聡 (ESTACIO RECORD)
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平(NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子
TWISTE ET CHANTE
MORGAN JAMES DUO / IF IT COMES TO THAT
(PHILIPS) 7"

長いこのコーナーの中で、ジャケなし7インチ特集は初めてですね。たまには目先を変えて。ただ、世の中に○○枚しか存在しないレアファンクがずらり!なんていう鉄板コレクションではありませんので、ご存知の盤が多かったらご容赦ください。という訳でまずは長年、地方各地でのDJにまで随行してもらっている英国JAZZYデュオの(たぶん)7インチ・オンリー盤。ダイナミックなホーンとEギターに導かれて一気呵成に突っ走る、キラー中のキラーです。
EDGARD E OS TAIS / JURA
(MUSIDISC) 7"

ブラジルの人気ソフトロック・グループの、これもおそらくシングル・オンリーの盤だと思います。やはり長年にわたって現場で活躍してくれているファンキー・ダンサー。ギリギリ脳天気寸前なくらい陽気なパーティーTUNE「JURA」の方をよく使っていますが、B面の「DORINHA MEU AMOR」もよく似ナンバーで、甲乙つけがたいフロア度のダブル・サイダーだと思います。しかし、なんでこういう風にレーベルに平気で書き込みしちゃうんだろうかなぁ。
LOS COPACABANA / HARE KRISHNA
(CAPITOL) 7"

こちらはメキシコのソフトロック・グループみたいだけど、プロフやディスコはよく判りません。CDでベスト・アルバムがリリースされていて、プロデュースはどちらもチャック・アンダーソンっていう人だけど。この曲はご存知のようにミュージカル『HAIR』の挿入歌で、さまざまなカヴァーが存在する人気曲ですね。もともとはヒンドゥー教の神様のことを歌った曲だとか。タイトなリズムと華麗なハーモニー、ホーンやハープの響きも麗しいナイス・ソフトロックです。
GENE BARGE & HIS ORCHESTRA / LOVE THEME FROM "GODFATHER"
(PARAMOUNT) 7"

リズム&ブルース、ソウル畑のテナーマン&アレンジャー、ジーン・バージが72年にリリースした映画『ゴッドファーザー』の「愛のテーマ」のカヴァー。オリジナルがオリジナルなのでメロウなヴァージョンが多いのですが、これはブレイクビーツ・ライクなタフなドラミングの上で歯切れのいいピアノが華麗にメロディーを転がし、そこにジーンのサックスがからみつく極上のJAZZYファンク。ちょっと他に見当たらないGROOVYなタイプのうれしいカヴァーです。
FANTOMS / RIP OFF
(MAN) 7"

ニュー・オーリンズのFABULOUS FANTOMSのリリース作品は『JUST HAVING A PARTY』というタイトルのコンピレーションにまとめられていますが、これはその中にも収録されている激ファンキーな「RIP OFF」。当時は"FABULOUS"は付いていなかったんですね。ワウ・ギターやクラビネット、ホーン隊、ポール・ウェラーを想像させるしなやかなヴォーカル、すべてがかっこいいです。B面はS.スティルスのクラシックス「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」でこちらも◯。
TROOP TENDERLOIN / SPRING RAIN
(ICON) 7"

88年、サンフランシスコ発。おなじみ、あのシルヴェッティの「SPRING RAIN」を女性MCやスクラッチを交えてカヴァーした謎のヒップ・ハウス盤。こいつを知るまではRICOの12インチ・ヴァージョンを使っていたんですが、最近はもっぱらこの7インチ。電気グルーヴ・ネタとして知られるこの曲にはいくつかのハウス・カヴァーやシルヴェッティ版にもディスコ・ヴァージョンとかありますが、そのどれとも違う独特の味があって面白いです。片面プレスのプロモ盤です。
GREENWOOD / SPARKLE
(FOREST IN LEAF) 7"

このハワイのグループ(?)も全然情報も知識も無くて要領を得ないのですが、なんとBOOさんのサンプリングでも記憶に新しい山下達郎の「SPARKLE」を見事にカヴァー。82年とクレジットされているので、オリジナルを収録したアルバム『FOR YOU』がリリースされたのと同年のリリースなんですね。「SPARKLE」、あるいは『FOR YOU』がハワイでもかなりヒットしたのではないかと推察されます。もちろんあの必殺のカッティング・ギターから始まるアレンジも健在。
ERNIE BARRY & MARIE ELENA / NAME GAME (ITALIAN STYLE)
(TNT) 7"

男女が歌と会話でかけあう、人気ナンバーの無性に楽しいツイスト・ヴァージョン。歌部分ではMARIEさんがピッツァの種類とかパスタの味付けとか(たぶん)そんなことを歌っていて、その間あいだにERNIEさんとの軽妙な会話が挟まれます。かつてMIX CD『PREMIUM CUTS #04』にも収録しました。しかしこの人たちの素性や他の作品も全然判らないなぁ。こんなにハッピーでユースフルなナンバーが他にもあるんだったらぜひ聞いてみたいところですが。
DETERMINATIONS / TOP OF THE WORLD
(ZION) 7"

「UNDER MY SKIN」もフロアで人気の、大阪が世界に誇るオーセンティック・スカ・バンド、デタミネーションズによるカーペンターズの名曲カヴァー。このバンドはコレクター泣かせというか、あるいはコレクターのツボを突くというか、多くの曲を限定7インチでリリースしていてプレミアがついたりしているのですが、やっぱりCDではなく7インチでプレイしたい音楽だと思うのは僕だけではないと思います。朝方のフロアでかけるとたまらない一曲。解散が惜しまれます。
MONOPRIX / NOEL A GO GO
(MNPR) 7"

リリース当時は謎の新人ユニットとしてリリースしたクリスマス・ナンバーで、時効だろうから書きますが、僕も参加していました。一応僕がネタ担当ということで、バーバラ・ムーアとかフリューゲル・ホーンズとか日本のザ・○◯◯◯◯とかいろいろ組み合わせて、あとハモンドをTUCKER君に弾いてもらって作りました。いまでもクリスマス前の一ヶ月くらいはフロア使いしています。ちなみにシャンシャンいっている鈴の音は、確かAPRIL SET「雪」のネタの使い回し(笑)。
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