|
|||||
|
|
イタリアでは比較的有名な作曲家PAOLO ORMIが手掛けたラテン風味の72年の7'。何の為に作った盤かは良く分かりませんが、自身のオーケストラを率いて陽気にタイトに聴かせてくれます。「COCCO SECCO」はフルート&ピアノのジャジーな音色を軸に歯切れの良いパーカッション&タイトなビートが彩りを添えるダンサブルなラテンで底抜けに楽しい1曲。タイトルを連呼する女性のコーラスがピリッとスパイスを効かせます。あくまでもラテン『風』なのがイタリア的で面白いです。 |
|||||||||||||
|
以前紹介したベルギーの男性2人組JESS & JAMESが後に結成したJ.J.バンドの1970年作。微妙にスパイシー・ジャケ。アルバム冒頭の9分以上にも及ぶヒップホップビートの組曲からして最高ですが、個人的に最高に好きなのは「BIP BIP」というナンバー。疾走するビートに爽やかなフルート、ギター・カッティングもえらくかっこいい。キャッチーを絵に書いたような最高のナンバーです。こんな曲でいつまでも踊っていたいものです。 | |||||||||||||
|
ぺレス・プラード楽団と言えば、レコ屋のワールドミュージックコーナーに必ずと言って良い程鎮座している高名なマンボの帝王ですが、この2枚組はファンキーサイドの彼を満喫出来る傑作盤です。疾走感とファンクネスが渾然一体となったブレイクビーツ「CIRCLE」、イントロのドラムブレイクも美味しい「QUE ES LO QUE PASA」、同じくドラムのブレイクから入る「TEQUILA」のスパイスの効いたカヴァー等、ベルギーのNICO GOMEZによるアフロファンクの傑作『RITUAL』を連想させます。 |
|||||||||||||
|
英国産スキャット・ボッサ大傑作盤。DARE-DAREから再発された『SUMMER SONGBIRDS』も最高だったピート・ウィンスローが、シルヴィア・キングという女性ヴォーカリストをフィーチャーして録音した1973年作。バーバラ・ムーアを彷彿とさせるハイトーン・スキャット、そして涼しげなハモンドとヴィブラフォンが印象的です。A.C.ジョビン作「QUIET NIGHT OF QUIET STARS」以外は全てピート・ウィンスローのオリジナル、これが全部いいんですね。 |
|||||||||||||
|
『チキンカリー』なんてふざけたグループ名も印象的な謎のグループの73年のLP。彼等の正体は「LA LA LA」の小ヒットでも知られるベルギーのグループEL CHICLESと思われます(他にも変名多数あり)。さて、ジャケの雰囲気からもかなり辛そうなチキンカリーですが、その辛さは粘り気のあるリズムワークと独特のグルーヴ感を練り合わせた、後からジワジワ効いて来るタイプの10個のスパイスからなります。「LIBRIUM」「MALARIA FEVER」等、かなり中毒性の高いスパイスで病みつきになりますので御注意を。 |
|||||||||||||
|
ポーランドのMUZAレーベルからリリースされてるアルバムだけど、この女性シンガーはスペイン人ではないかと思います。最初聴くとスパイシーというか、かなりクセのあるヴォーカルとアレンジに「これはちょっと・・・」となるのですが、3曲目の「LA VIOLETERA」にきてそんな考えも吹き飛んだ。鋭く切れ込むブレイクビーツにホーンセクション、中盤ではスパイシーな中近東風メロも登場します。♪ラララー・コーラスがポップな「!!GOL!!」もナイス。 |
|||||||||||||
|
イタリアの謎グループCRACKERS(名前も適当ですね)の76年の7'。とぼけたジャケの割には音の方は興味深く、タイトル曲の「GAS」は曲名こそ違う物の、同じくイタリアが生んだブレイクビーツ・クラッシックTHE DUKE OF BURLINGTONの「FLASH」のカヴァーにしか聴こえません。残念ながら例のドラムブレイクは無いですが、『ちょっと前に流行ったあの曲をパクってやってみよう』的な軽薄なノリが面白いディスコなカヴァーで微笑ましいです(笑)。曲名通り実体が無かったんでしょうね、彼等。 |
|||||||||||||
|
ドイツのタバコメーカーKIMが当時のCM用として製作したノヴェルティ盤7インチ。2台のターンテーブル&ミキサーの周りに集う女性達のジャケット写真、片面プレスにPOP-UP仕様の特殊ジャケというグッと来るフォーマットもさることながら、内容の方もグレイト。分厚いホーンセクションから始まる切れ味鋭いドラミング、中盤での女性によるドイツ語SE、可憐なフルートと女声スキャット。どんなCMだったか想像するのも楽しいですね。 |
|||||||||||||
|
ミルウォーキー出身のトランペッター、と言うよりBLACK JAZZレーベルの看板グループの一つだったTHE AWAKENINGのフロントマンと言う方が納得のFRANK GORDONの初のリーダー作。同じくTHE AWAKENINGのメンバーだったアルト奏者のARI BROWN等との85年のNY録音で、音の方は比較的ストレートな三管によるジャズグルーヴ。冒頭スピーディな「TAKE OFF」からグッと来ますが、白眉は気持ちラテンの入ったリズムと仄かな哀愁を感じさせるテーマが心に響く「EL TORO」。秀逸なジャケのデザイン同様に格好良いジャズ作品です。 |
|||||||||||||
|
オーギュスト・アルグエロ(?)というスペインの男性アーティスト。実はこの人物、「MUCHACHITA」が人気の女性歌手MARISOLのプロデュースを手掛けていた人。そしてこの盤でもMARISOL版で人気の「BOSSA NOVA JUNTO A TI」をセルフ・カヴァー。オーギュスト自身の演奏するピアノ主体の気品に満ちたジャジーなボサノヴァに仕上がっております。他はA.C.ジョビン「SO DANCO SAMBA」や映画『WEST SIDE STORY』から「MARIA」など。 | |||||||||||||
![]() |
||
|
02,05,07,08,10: Toru WATANABE (pee-wee marquette) 01,03,05,07,09: Masao MARUYAMA (musique dessinee) |