今月の10曲
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【10/24sat. ブルーカフェ10周年アニバーサリーPARTY !】

いよいよ今月の第4土曜日に迫りました、BLUE CAFEの10周年アニバーサリー! スペシャルゲストとして、辰緒さん、猫沢エミちゃん、社長(SOIL & "PIMP"SESSIONS)、スモール・サークル・オブ・フレンズ、ブーゲンビレーアなどなど、いままでお世話になったたくさんのアーティストをブルーカフェ史上最高のスケールで一堂にお招きし、みなさんと一緒に祝っていただこうと思います! そしてもちろんこの日もプロパー入場の方先着50名の方への鈴木雅尭MIXによるこの夜だけのオリジナルCDをプレゼント! 毎回のアニバーサリーの例に漏れず、今回も市販MIXに収録出来ないような秘蔵ネタを多数収録!ぜひお早めにお越しください! そして盛りだくさんの謝恩祭をあさまでゆっくりお楽しみください!! (出演者プロフィールは次頁ブルーカフェコーナーへ
【ミックスCD from PREMIUM CUTS2009〜『PREMIUM CUTS#08』by masanori suzuki】

このコーナーがアップされている頃には、すでにもうリリース済み思われます、一年ぶりとなるプレカツ・ミックス。TOP頁では試聴もアップされていますので、ぜひお試しください。オザケン・ネタのブラジリアンや和製ソフトロックの逆輸入フレンチ・カヴァーをはじめ、さまざまなフロア・クラシックスの知られざるカヴァー、カナディアン・ボッサ・コーラスの最高峰、メガレア・テキサス・AOR・ファンクなどなど、今回もアンノウン・キラーをCD収録時間の限界80分まで投入した全30曲です!!ぜひお試しください!!
IPREMIUM CUTS #08 KNOCK OUT / mixed by masanori suzuki
10/10ON SALE! CSMP0016 定価\1,890 (税抜価格\1,800)
01. INTRO...BJORN SKIFS / WOULDN'T IT BE GROOVY
02. SIMPATICO VOICES / MASQUERADE
03. ROBERT TENNISON TROUPE / DON'T BE AFRAID
04. ANITA STRANDELL / MORGONEN EFTER
05. CHRISTAL / FOXY ROXY
06. DIE PERRY SINGERS / OLIVIA
07. DEBRA JOYCE / GIVE ME RAIN
08. INTERLUDE...AMADO LOVERA / VEHICULO
09. FUNK BROTHERS/ FUNKY BUMP
10. GROOVE THINGS / YOUR SMILING FACE
11. MISTRAL / PARADISE
12. MADEMOISELLE / C'EST L'AMOUR C'EST LA VIE
13. GERARD REGGINI / BIEN AVANT DANS LA NUIT
14. COUNT BUFFALOS / WIVES AND LOVERS
15. INTERLUDE...GILBERT GIL / DE BOB DYLAN A BOB MARLEY UM SAMBA PROVOCACAO
16. ROE / SOLEDAD
17. RUM-BEAT / LA VIE EN ROSE
18. GORDON HENDERSON / FRENZY
19. SANDRA WRIGHT / MIDNIGHT AFFAIR
20. KG22BAND / LOVE THE ONE YOUR WITH
21. JADY KURRENT BAND / STANDING THERE
22. PHIL FEARON & GALAXY / EVERYBODY'S LAUGHING
23. INTERLUDE...STAR GAZERS / STRANGERS IN THE NIGHT
24. JOE SHERMAN / THAT CERTAIN PARTY IN APT.14C
25. PERRY DOMINGUEZ / BILLY JEAN
26. HELENA URIBURU / DE REPENTE
27. PAUL DELICATO / CARA MIA
28. TONYA GIPSON / CAN'T LET YOU LOOSE
29. THE MONTESAS / MATHAR
30. RAJPUT & THE SEPOY MUTINY / BRASILIAN BEAT...OUTRO

※お求めはDMR、JETSET、ディスク・ユニオン、チクロ・マーケット、ART ROCK NO1、ディスクデシネ、GADGET WEBなど各レコード店ならびにオルガンバー・キャッシャーなどで。
PREMIUM CUTS 2009 SCEDULE

毎月第1水曜日【Premium Cuts 2009】
チャージ 2,000yen /1d
※誕生月に入場の方、入場料無料
※先着30名様にPREMIUM CUTS2009オリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

11/4 wed. PREMIUM CUTS
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, KAZI, 梶井義弘

12/2 wed. PREMIUM CUTS
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 佐野真久(CAFE&DINERスタジオ), ZOO-KA(VINAL FORCE), tomomieland, KAZI, 梶井義弘

毎月第4土曜日【BLUE CAFE】
チャージ 2000yen /1d
※先着50名様にBLUE CAFEオリジナルMIX CD(非売品)プレゼント

10/24 sat. BLUE CAFE 10周年パーティー
SPECIAL GUEST:
須永辰緒, 社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS), SMALL CIRCLE OF FRIENDS, VOUGAIN VILLE-A, and more
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子

11/28 sat. BLUE CAFE
GUEST LIVE: NOANOA
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET), 東 里起(SMALL CIRCLE OF FRIENDS), 三谷昌平 (NOVO TEMPO / RITMO FANTASTICO), 伊藤ヒロキ, 大倉智子

TWISTE ET CHANTE
WILF TODD & HIS MUSIC / SAME
(OAK RECORDS) LP

箱バンからスタートしてBBCのテレビやラジオにもレギュラー出演していたという英国のイージー・ジャズ・コンボの66年リリースのファースト・アルバム。短髪に三つボタンのスーツで決めたメンバーたちのポートレートがスマートでいい。ボスのWILFは南方出身っぽいです。「CHEEK TO CHEEK」「MEDITATION」などのスタンダード・ナンバーを、ときにスウィンギーに、ときにラテンチックに軽やかにカヴァー。何曲かはWILF自身がヴォーカルもとっていて、心地よいボッサ・ビートにアレンジされたみんな大好きなカリビアン・ソング「MAKE YOUR MIND UP LITTLE GIRL」でも、その甘い歌声が楽しめます。
ORQUESTA EXODO / DESDE EL COMIENZO
(GLOBAL) LP

プエルトリカン大所帯サルサ・バンド、83年録音のアルバム。まいったな、これ以外全然情報拾えないし、扱ってるショップも見当たらない。そんな謎盤とどうして出逢うことが出来たかっていえば、やっぱり一期一会っていうことに尽きますね。だから、自分のツボを突くレコードはスルー出来ないし、懐具合も後先も考えずについ買ってしまう、ダメなオトナです。話が思い切り逸れたけど、このレコードがどうしても欲しかったワケはなんといってもインスト・ラテン・ジャズスタイルでカヴァーされたマイルスの名曲「SO WHAT」が収録されていたから。ヒルトン・ルイスのような艶やかなピアノが絶品です。
GILBERT GIL / O ETERNO DEUS MU DANCA
(WEA) LP

レコードとの出逢いには、レコード仲間、DJ仲間からの情報も極めて重要。これはそんな大事なレコ友から教わった一枚。リリース時期が89年とこの人のキャリアの中でも新しめでCD移行時期なので、探すとすぐには見つからないかも知れませんが、壁の花的高額なレア盤とかでは全然ありません。でも小沢健二の「東京恋愛専科」のラララ・スキャットの元ネタ「DE BOB DYLAN A BOB MARLEY UM SAMBA PROVOCACAO」が収録されていて、これがネタ云々を別にしてもとてもキャッチーなミディアム・テンポのポップ・サンバ。今回のプレカツ08ではちょっとリエディットを加えて収録しました。
PAUL NEW / SOUND OF NEW
(PN) LP

アメリカ・テネシー州ナッシュビルのショウビズ系男性シンガー&マルチプレイヤーが、たぶん60年代後半か70年代前半くらいに自主レーベルからリリースしたアルバム。ナッシュビルはカントリー&ウエスタン・ミュージックの発祥地ですが、モロにそうした匂いが感じられるのは何曲かのカントリー・バラッドくらいで、あとはショウビズ・スウィングだったり、ソフトロックだったり、おそらく箱付きで鍛えたであろう守備範囲の広さを、甘い歌声で聴かせてくれます。オリジナル作品がメインで、中でもB-1の「TODAY」がまるで「IT'S NOT UNUSUAL」みたいなグルーヴィーなボッサ・ファンクで最高です。
JOHN CADMAN TRIO / ON THE HARBOUR
(MIX DOWN)

オーストラリアのシドニー湾をクルーズするJOHN CADMANという名前のレストラン船。この人たちはそこの箱バンだったフィリピン人三人組です。MUROさんが二枚使いしたというバーケイズ「HUMPIN」のカヴァーがやはりイチオシ。ライヴ感あふれる好カヴァーです。全然また話が脱線するけど、船上でDJすることがときどきありますが、DJは大体手元を見ていることが多いので、気がつくと波揺れに軽く酔ってたりすることがあります。神戸港をクルーズする船でブルーカフェ・チーム3人でDJしたときは、3人とも胃薬と酔い止めのお世話になりました。みなさん船上でのDJにはどうぞご注意を!
MADELINE BELL / DOIN' THINGS
(PHILIPS) LP

英米で人気を博したニュージャージー出身のソウル・ディーバ、マデリン・ベルの68年ロンドン録音盤。キース・マンスフィールドをはじめ、当時の英国を代表する名アレンジャーが結集して作り上げた入魂の60sソウル&ポップ・アルバムですね。ジェリー・ロス「HELP YOURSELF」をはじめ、ベル・オリジナルの「AIN'T GONNA CRY ANY MORE」、ビートルズの「STEP INSIDE LOVE」などなど、珠玉のノーザン・ダンサーが並びます。CDリイシューもされていますので、ぜひ試してみてください。ライヴ映像は本アルバム収録曲ではありませんが、彼女の代表曲「THAT'S WHAT FRENDS ARE FOR」です。
http://www.youtube.com/watch?v=im5v7VQqdbo
MARIE ROTTROVA & THE FLAMINGO GROUP / SOUL FEELINGS
(SUPRAPHON) LP

このユニットのアルバムは、初期のこのコーナーで別盤を紹介していて、それは71年制作のロッキン・ソウルな好盤でした。このチェコの女性ヴォーカリストはその後も何枚かのソロ作品をリリースし、そうしてふたたび89年にまたこのFLAMINGO GROUPと共演を果たしたという訳ですね。時代柄か、ディスコ・ソウルっぽいナンバーもちらほら。ジャクソン・ファイブの「BLAME IT ON THE BOOGIE」やダイアナ・ロスの「UPSIDE DOWN」といったところが華があっていいですね。ボトムも太いです。鼻にかかったハスキーヴォイスが、71年盤よりいっそうスウェーデンのDORISに酷似してきたような。
FUNKY TEAM / DOSCO GROOVIN'
(SONET) LP

スウェーデンの7人組バンドによる78年のアルバム。本作で作曲&アレンジを担当したベルノ・ポールソンっていうリーダー(?)は、今世紀に入ると自らのスタジオでハードロック、ヘヴィメタルなどのアルバムを量産しているようです。人に歴史ありですね。ともあれ、本作は判りやすすぎるバンド名とアルバム名がすべてを表す、生ドラム四つ打ちのダンスTUNEがこれでもかと並びます。特にオススメはカッティング・ギター、ソリッドなホーン、コーラス隊が爽快の極みなディスコ・ファンク「IT'S ABOUT TIME」や、セブンス系のメロディがとても心地いいメロウ・フリーソウル「NEED YOUR LOVE」あたり。
DELEGATION / EAU DE VIE
(ARIOLA) LP

この春に観たNHKホールでの山下達郎のコンサート。そのときの彼の弾くリズム・ギターというか、テレキャスターのカッティングがもうあまりに上手でかっこよくて。一曲目の「SPARKLE」のイントロのカッティングからもう鳥肌もので、今もそのときの衝撃が鮮やかに残っているくらいなんですが、彼のギター・ワークはプロのギタリストも一目置くほど業界でも評判らしいですね。このUKの男性ヴォーカル・チームによる80年録音のライト・ファンクなアルバムも、人気曲「HEARTACHE NO.9」や「DARLIN」のみならず、全編にわたっておそろしくかっこいい16ビートのシャッフル・ストロークが楽しめます。
SMALL CIRCLE OF FRIENDS / 75SHOWCASE 2001-2009 MIXED BY DJ RIGO
(BASQUE) CD

先日、代官山UNITでおこなわれたスモール・サークル・オブ・フレンズの3年ぶりのワンマン・ライブ。ショウケースというタイトルの通り、デビューをプロデュースした松浦俊夫氏のDJや、謎の新人タケイフミラのコーナー、東君と韻シストBASI君の新ユニット"DESIGN"のお披露目、さつきさんプロデュースのブランド"75CLOTHES"のウェアによる衣裳チェンジなどなどの盛りだくさんの内容でとても楽しい2時間半でした。そして同じタイトルがつけられた本作はスモサ専属DJのRIGO氏によるスモサ音源による全32トラックのスモサ・ショウケース。車窓を流れる風景のように、いくつもの名曲たちがカラフルに流れていきます。
http://www.youtube.com/watch?v=sqPfHna62n4
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