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美しい城下町、島根県松江にあるHYDRO REACTIONという小さなCLUB。僕がDJに呼ばれても、この静かな町にどうしてこんなにたくさんのひとが集まるんだろうって思うほどの現在の活況を、レギュラーゲストの辰緒さんとともに育ててきた地元チームの一つが、CHORI君や槙原君たちの主催するMOORE GROOVEなのですが。その彼らが2002年の新春の頃、M.G.のWEB SITEに『CHOICE』というレコード紹介のコーナーを立ち上げたいという話を持ちかけてきてくれて。毎回参加者があいうえお順の頭文字でテーマを好き勝手に決め、連想ゲームよろしく愛着盤を紹介していくしりとりCHOICEレビューは、他に前例も特には知らなかったので、「“ん”まで完成したら、面白いレコメン盤辞典が出来上がるんですね〜」っていうCHORI君の誘い文句を待つまでもなく喜んで参加。PWM渡辺君などと一緒に回を重ね、惜しまれつつM.G.SITEが休止した後、やはり松江でCLUBシーンを牽引する役割を担って昨年開店したNICEなレコードSHOP<NU RECORDS>のWEBが引き継いで、お題は2004年7月頭現在折り返し点目前の“て”。隠れ名盤あり、珍盤あり、直球アーティスト名しりとりあり、こじつけ解説ありのジャンルレス面白迷盤辞典、月一回20日ごろ更新目標で、(一部で)好評連載中!という訳で、みんなで楽しく好き勝手にやってます。松江の活況もうかがい知れるPARTY INFOなんかもあったりします。地方のCLUBシーンの一例でした。 |
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NU RECORDS店内。松江の町を訪れることがあったら、ぜひ。堀川遊覧の船着き場の近く。 新旧譜、いろいろゆっくり試聴も出来て、スタッフも親切で、いい店です。 http://j.website.co.jp/moregroove/choice/choice_01.html http://www.nurecords.jp/ |
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PREMIUM CUTS PROGRAM 2004 JULY〜AUGUST LINE UP 21:00 OPEN (\2,000/1D) ※誕生月に入場の方、入場料無料(要ID提示)
7月14日(水)『Premium Cuts 2004』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/BLUE CAFE), 佐野真久, 橋本好真, トーマス平井, 関口紘嗣, 植原良太
8月11日(水)『Premium Cuts 2004』
DJ:鈴木雅尭(APRIL SET/BLUE CAFE), 佐野真久, 橋本好真, トーマス平井, 関口紘嗣, 植原良太
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BERNARD DESORMIERES TRIO / Jadizz (AJCF) LP
MARK MURPHYを恰幅よくしたような風貌の、フランス人ピアニストB. DESORMIERES のリーダー・アルバム。ここには“珠玉の”などといった形容詞をついつけたくなってしまうようなジャズ・ボッサの名演を収録。いずれもタイトで正確なリムショットと表情豊かなベースあるいはコントラバスとともに、とても艶やかで抑揚の利いたピアノが沁みるように強く印象に残ります。特にたくさんのアーティストもカヴァーするLUIZ BONFAの名曲「GENTLE RAIN」の艶やかさといったら、もう。 |
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IL TRIO DI ROMANO MUSSOLINI / Latin Taste (RM) LP
有名なMUSSOLINI宰相の息子にしてイタリアを代表するジャズピアニストが、レーベル名でわかるようにプライベートで制作したアルバム。A面のラテン・サイドに収録の、鳥声やさまざまなラテン・パーカッションを用いたカラフルでしかもクールなブラジリアン・ジャズ「VERSILIANA SAMBA」「MEDIDATION」が最大の聴きどころ。IRIO DE PAULAのギターソロも絶妙。なぜこれほどの内容のものが自主盤というカタチをとったのかは測り知れません。B面はスウィングジャズ・サイド。 |
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TONY ANSELL ORCHESTRA / JUST ARRANGING (BATJAZZ) LP
ぐっと新しくなってオーストラリアのキーボーディスト兼アレンジャーの'77年盤。ストリングスやホーン、コーラス隊、それと時代柄シンセなんかも導入したフュージョン風味のなんちゃないイージー・オーケストレーションものなんだけど、シングルカットもされてなんかのコンピにも収録されていた(ような、確か)ブラジリアン・ナンバー「STONEWALL SAMBA」と、H. MANCHINIの名曲に華麗なディスコなアレンジを施しちゃった「CHARADE」が意外な拾い物っていう感じでしょうか。 |
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TAKESHI NAKATSUKA / Joy (DELICATESSEN RECORDINGS) CD
BLUE CAFEとも縁の深い中塚武君(QYPTHONE/DELICATESSEN MIXTURE)、満を辞してのデビュー・アルバム。プログラミングを感じさせない(もちろん実は武君の巧みなプログラミングが土台)ナチュラルな空気にあふれた快作。BLUE CAFE12"N°3の武君参加曲のバージョン「CAFE BLEU」、dNessaのヴォーカルも心地いい「LIFE ME UP TO THE SKY」、ワルツ・ジャズの傑作「ONE DAY AT THE BUS STOP」などなど。どれも歌がすごくいい。ただいまポンコツ愛車のカーステレオを独占中。 |
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HENRI GUEDON et LES CONTESTA / Same (DISQUE CELINI) LP
マルティニーク出身のパーカッショニスト兼ボーカリストの70年代の作品。ラテン、ジャズ、ブラジリアンなどの匂いも感じさせるカリビアン・サウンドがこれからの季節に最高。って、クラップを交えた軽快なオリジナルナンバー「DOROTHY」なんかはもうここ数カ月ずっとスタメン入りですが。他には同じく"biguine"というリズムの「SON TOMBOOLA」、ラテン色の濃い"guaranco"の「BILONGO」や「EL CIUDA NOY EL CAMPESINO」など。素朴な味わいのH. GUEDONの歌声もいい。 |
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PAQUITO D'RIVERA / Blowin' (CBS) LP
キューバ出身のホーニストPAQUITOがキューバの名ピアニストCHUCHO VALDESに捧げた「CHUCO」というラテンジャズ・ナンバーに昔から目がなくて。ホーンアンサンブルによるテーマが一度聴いたら耳に強く残る名曲で、アフロキューバン・ジャズの開祖MARIO BAUZAのビッグバンド・アレンジもダイナミックこのうえないし、モントゥーノがキャッチーなBOBBY MATOSによるバージョンもかっこいい。そして自らも何度か録音している本人録音のこれは81年US盤。タイトル通りPAQUITOのBLOWが熱い。 |
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JACK COSTANZO / Mr.Bongo has Brass (ZEPHYR) LP
MR.BONGOの冠をいただくパーカッショニストにしてNYのラテンジャズ・マスターJ. COSTANZOの、おそらく60年代頭くらいのアルバム。「DIGA DIGA DOO」が石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」の元ネタだっていうことや、「BEI MIR BIST DU SCHOEN」がUGLY DUCKLINGやBOOTY BABESのサンプルネタだっていうことはさておいても、この2曲やあと「EL DIABLITO」なんかは相当に強力なラテンジャズ。関係ないけどレーベルに記された<STARING JACK COSTANZO>っていうクレジットがイカす。 |
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O PESSOAL / Same (BEVERY) LP
相当にハイ・レヴェルのヴォーカルワークを聴かせてくれる、男性6名女性1名のブラジリアン・ソフトロック・ユニット。カヴァーアート脇の小さなオートグラフによれば69年の作品かな。全12曲中、スロウなナンバーはわずか一曲。EDGARD E OS TAISの「JURA」なんかにも合い通じる、コーラスがカラフルに弾むグルーヴィーかつポップなナンバーのオンパレード。「SEM VOCE NAO DA PE」「FOI VOCE」「NOVA ALEGRIA3」「PA PA PA」など。っていうか、などなどなどなどなど。 |
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RAFFAELA RENZULLI / Children of the Light (ELSA) LP
1987年ドイツ産、時代を反映したフュージョンの香りもするバンドサウンドの女性ヴォーカルアルバム。その中で、『ダブル・スタンダード』で小川君が紹介していた「ASKING EYES」と並んで素晴らしいナンバーが「BRASILIA」。男性メンバーによる口パーカッション、ベースのハイポジションをギターのような効果で用いたやわらかな前奏に伸びやかで気負いのないR. RENZULLI嬢のヴォーカルが続く、開放的なイントロ。テナー・ソロ、本人によるコーラスも秀逸。BPM120の傑作ブラジリアン。 |
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WILMA READING / On Fire (CNR) LP
Twist et Chanteでは2度めの登場になるW. READINGの、これはカナダCNR盤。前回の『Take a Closer Look』はUK録音でしたが、特に音楽的傾向に大きな違いは見当たらず、ここでもフリーソウル的なナンバーやサンバ・ニュアンスの曲など熱唱しています。アップテンポの「IF YOU HOLD MY HAND」や「LOVE RAIN」、C. KINGの「I FEEL THE EARTH MOVE」、A. GILBERTOのヴァージョンがクラシックになっている「BEGINNINGS」などなど、グルーヴィーTUNEは本作の方が多めです。 |
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