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| 最近読んだ、音楽に関するある本を紹介します。小沼純一著『バカラック、ルグラン、ジョビン〜愛すべき音楽家たちの贈り物』(平凡社)。題名の通り、二十世紀を代表する不世出の三人のメロディ・メーカーの音楽背景、特質、彼らや彼らの生み出してきたものへの、音楽評論家小沼氏の愛情が綴られた一冊です。『007 カジノ・ロワイヤル』『明日に向かって撃て』でのバート・バカラック。ハル・デイヴィッドとのコンビネーションのいきさつ。『ロシュフォールの恋人たち』でのミッシェル・ルグランの意外な創作の苦悩。ジャック・ドゥミとの信頼関係。『黒いオルフェ』でのアントニオ・カルロス・ジョビン。「イパネマの娘」という曲の生い立ち。ボサノヴァの生い立ち。などなど。“ディオンヌ・ワーウィックという名前は、ミスプリントから偶然についた”っていうまるでトリビアネタみたいなエピソードもあり、いま個人的に自分があらためてジョビン・モードだったりすることもあって、楽しく読めました。秋の夜長に(夜遊びに行かない日に)お勧めの一冊です。そしてやはりバカラックやルグランへの想いが綴られた小西康陽氏の『これは恋ではない』(幻冬舎)を併せて読まれることをお勧めします。 |
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PREMIUM CUTS PRESENTS NEW PROGRAM - SEPTEMBER & OCTOBER - LINE UP (\2,000/1D) ※誕生月に入場の方、入場料無料(要ID提示)
09月03日(水)『CROSS FADER』
DJ: 佐野真久 / 吉田広輔 / KAZI / 仲山慶
09月10日(水)『SOUVENIR』
DJ: 鈴木雅尭 / 池谷啓介 / 宇田悠也 / 橋本好真 / 三津木 / 菊地良介
10月01日(水)『CROSS FADER』
DJ: 佐野真久 / 吉田広輔 / KAZI / 仲山慶
10月08日(水)『SOUVENIR』
DJ: 鈴木雅尭 / 池谷啓介 / 宇田悠也 / 橋本好真 / 三津木 / 菊地良介
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BUDDY CHILDERS / just buddy's (DISCOVERY) LP
長年にわたってFRANK SINATRA、BENNY GOODMAN、QUINCY JONES、COUNT BASIE、秋吉敏子などなど、そうそうたるジャズ界の巨人たちと共演し、自身のリーダー・アルバムも何枚かリリースしているUSホーニスト兼コンポーザー。これは割と近作、ビッグバンドを従えた85年のアルバムです。小気味よいテンポでスウィングするHORACE SILVERの「NICA'S DREAM」、トロンボーンとフリューゲルホルンのユニゾンがきまってるボッサ・スタイルの「PRETTY」などが聴きどころ。 |
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CLARE FISCHER & SALSA PICANTE / presents 2+2 (PAUSA) LP
ジャズ、ラテン・フィールドを股にかけ、セッションにリーダーワークに幅広く活躍するキーボーディスト兼アレンジャー、C. FISCHERの81年リーダーアルバム。タイトル通り男性2名+女性2名の爽やかハーモニーのヴォーカル隊をフィーチャリングして、涼感たっぷりの大人のラテン・ジャズを聴かせてくれます。そんな中、トラディショナル・ナンバーの「DU DU...」は跳ねたリズム隊、2+2のコーラス、FISCHERのローズが一丸となって疾走する、いちばんのフロアユース・ナンバー。 |
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MIGIANI GRAND ORCHESTRE / bravo bacaud (RCA VICTOR) LP
ダイナミックなオーケストレーションと女性スキャットによる、フランスを代表するシャンソン歌手GILBERT BECAUDの作品集。ジャズや8ビート、ラテンなどを取り入れて人気を博した本人に倣い、さまざまなスタイルで楽しくカヴァーしています。アフロ・キューバン・タッチの「VIENS」やツイスト「SI J'AVAIS UNE SEMAINE」、2ビート・ジャズ「HEUREUSEMENT Y'A LES COPAINS」などなど。ジャケも最高。ちなみに姉妹盤『BRAVO (CHARLES) AZNAVOUR』では「LES COMEDIENS」などを好演。 |
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ROY BUDD TRIO / everything's coming (PYE) LP
『PIC YOURSELF UP』とか『GET CARTER』とか人気盤も多い英国のピアニストの76年トリオ作品は、音楽家STEPHEN SONDHEIMの作品集。SONDHEIMといえば、『ウェストサイド・ストーリー』などで知られる、ブロードウェイの名作詞・作曲家。その『ウェスト〜』の挿入歌である「TONIGHT」(作曲はLEONARD BERNSTEIN)がこのアルバムの聴きものになっています。トニーとマリアのデュエットによるこの甘美なメロディーをお得意の流麗なタッチでジャズ・ボッサ化していてお見事。 |
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世良 譲&ヒズ“ヤング”フレンズ / スイング・オン・バードランドVol.2 (CANYON) LP
日本を代表するジャズ・ピアニストの一人、世良 譲が六本木のジャズ・クラブ<バードランド>でおこなった77年のクァルテット・ライブ盤。リラックスした雰囲気の中で「素敵なあなた」「OH, LADAY BE GOOD」などをよく転がるタッチで気持ちよさそうにスィングしています。そして「SO DANCO SAMBA」「いそしぎ」の2曲にゲスト・ヴォーカルでSONIA ROSAが登場。前者は清水 潤のブラシワークも軽やかなジャズ・ボッサ、後者は世羅Pとのデュオによる大人のバラードで、ともに絶品の歌いっぷり。 |
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DAN TERRY ORCHESTRA & CHORUS / lonely place (HAPPY TIGER) LP
ビッグバンド編成で聴かせるUSローカルのファンキー・アルバム。音的には60年代の終わりぐらいかな、わからないけど。アクション・ムービーのサウンドトラックにでも使われそうなジャズ・ロック・ナンバー「BIG DADDY」「FUNNIN'」、日野輝正の「SNAKE HIP」を連想させる粘り気満点の「VAMPIRE BAT」、ホーンの厚みで聴かせる「SLICK」などなど、グルーヴィー・チューン多数収録。中でも真打ちはやっぱり強力なブレイクビーツに混声スキャットが炸裂する「LES GIRLS」。 |
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LOUIS JORDAN / one sided love (PZAZZ) LP
30年代〜70年代にわたって活躍したジャンプ&スウィングの巨人。長いキャリアを語るように作品も結構多いようです。さてこの68年盤。珍妙なジャケットは、実在か虚構かTOKYOのレストラン「SAKATUMI」を謳ったB-1の同名曲のイメージなんでしょう、きっと。このオリエンタル・ファンクをはじめ、LALO SCHIFRINの「BULLITT」やTEDDY EDWARDSの「MONKEY SEE, MONKEY DO」あたりは極めてノリのいいナイス・レアグルーヴ。スウィングフルな表題曲もごきげんの極み。 |
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JERRY MOORE / tijuana sound in super stereo (POLYDOR) LP
A&Mの創始者HERB ALPERTの手によって一躍メジャーなものになった、アメリカン・ポップス+メキシカン・マリアッチ=アメリアッチ・サウンド。いわゆるティワナ・サウンド。このオランダの企画盤もそんな潮流にスポットをあてた一枚。時にスキャットも織り交ぜつつ、「WHAT NOW MY LOVE」「WATERMELON MAN」「SHADOW OF YOUR SMILE」なんかをお気楽カヴァー。でもやっぱり定番の「TIJUANA TAXI」や「BITTERSWEET SAMBA」あたりがいいなぁ。陽気のかたまり。 |
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EVA PILAROVA / eva (SUPRAPHONE) LP
チェコの女性シンガーEVA PILAROVAの69年ソロ・アルバム。「BLUE MOON」のチェコ語カヴァー「TVUJ DUM」は、CATERINA VALENTEの急速ビッグバンド・スタイルをちょっとゆっくりさせた感じで踊りやすいナイス・バージョン。ほかには「KDYZ SE SPOLU K VECERU SEJDEM」「FONTANA」という2曲のロッキン・ナンバーがいい。特にバックのスキャット・コーラスが色を添える後者は、ホーンもアタッキーでスケール大きく、強く印象に残る傑作。東欧圏では声は聴きやすい方。 |
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CAROLINE / fleurs de papier (RCA VICTOR) LP
“カナディアン・フレンチのイエイエ・シンガー”っていうカテゴリーなんだろうと思います、この人。大体そんな感じの可も無し不可も無しな曲が並ぶんだけど、強烈なドラム&パーカス・ブレイクビーツから入る「T'ES TROP GATE」はグルーヴがめっぽう太くて、もうほとんどフレンチ・ファンク。あと、「L'ETE」もテンションがやたらに高いハッピー・チューン。「MUSIC TO WATXH GIRLS BY」のカヴァーもホーンやストリングスが効いてて悪くない。だけどジャケのメイクはちょっと怖い。 |
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