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みなさんお花見は楽しみましたか。毎年のことですが、桜の頃を境に今年もぐんと暖かくなりましたね。さてプレミアムカッツも4月の新学期から毎週水曜日、若手DJチームとのコラボレーションにリニューアル。どれもやる気と若さみなぎるフレッシュなチームです。ジャズ、ブラジリアン、レアグルーヴ、ブレイクビーツなどのミクスチャー・プレイで週半ばのリラックスをプレゼンテーションします。そして第3水曜日は辰緒さんとWARA君、佐野との好評のスペシャル・メニュー、Organ b. WEB。皆さんのお越しをお待ちしています。 |
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新ミックステープ『PREMIUM CUTS』も、DMR、CISCO、MANHATTAN、ULTRAなどのアナログ・ショップで好評発売中です。 |
PREMIUM CUTS presents WEDNESDAY'S LINE UP
第一水曜日『みんなのうた』
DJ KUCHA / KAZI / 金森哲郎 / 佐野真久 / 鈴木雅憲 LIVE:La Defonce
偶数月第二水曜日『組曲』
DJ 佐々木 実(37 Rocks) / TETSU(from ESSENCE) / 吉田祐輔 / 佐野真久 / 鈴木雅憲
奇数月第二水曜日『Enfance』
DJ 中村陽一郎 / 中島雄一郎 / 菅原信太郎 / 池谷啓介 / 佐野真久 / 鈴木雅憲
第三水曜日『Organ b. WEB』
DJ 須永辰諸 / WARA / 佐野真久 / 鈴木雅憲
第五がある月の第四水曜日(5月8月10月)『ローロ ヴァッツ』
DJ 渡辺由理 / 神納光平 / 宮里 卓 / 鈴木雅憲
最終水曜日『Swing in full
DJ 吉田広輔 / 佐藤淳一 / 西宮 / 佐野真久 / 鈴木雅憲 |
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たったいま、『EURO BRASILIAN / BOSSA』っていうテーマでMARQUEE掲載用の50枚分リコメンドを書き終わったところなので、それとは違う切り口で選びました今月の10枚(+α)。ではレッツラ・ゴー。 |
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GROUP SIX PLAYERS / All That Jazz ( kpm )
いくら名門のkpm音源だからといって、匿名性の高いライブラリーに埋もれさせておくにはいかにも惜しい一枚。『TIME CHECK』はmid-fastのモーダル・ジャズ。キャッチーでスタイリッシュな3管のテーマフレーズ、コンパクトにまとまったリリカルなピアノのアドリブパート。至福の3分25秒。『SIX O'CLOCK SAMBA』はディジー・ギレスピーに通じるカリプソ・ジャズ・ボッサ。 |
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MIGUEL ANGEL / Samba de tradicao ( equipe )
ムジカ本にも紹介されていたブラジルのアレンジャー、ミゲール・アンヘルの、これはおそらくベスト盤。ピアノがみずみずしいジャズ・ボッサ、ジャズ・サンバ系の小粋なアレンジに乗せて、男女混声のコーラス、スキャットが楽し気に弾む。もちろんおなじみ『DEIXA ISSO PRA LA』も最高の出来。その他、手拍子も愉快な『BATE A PALMA』、ピアノリフが素晴らしい『TELEFONE』など。ジャケも最高! |
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LES MILADIS / Same ( DSP )
カナディアン・フレンチのコーラス・グループ。『LE HAPPENINNG』のカヴァーは、ビッグバンド・アレンジの超ハッピーな2ビート・イエイエ。コーラスがキュートなフランス・ギャルの『JAZZ A GOGO』カヴァーはジャズ・ピアノだけをバックにしていながらも爆音化で不思議と優秀なフロア機能を発揮。ジャケには別の2曲が“スペシャル・インクルード”になっているけど、その2曲はてんでダメ。 |
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HAGOOD HARDY & THE MONTAGE / Montage ( GRT )
カナダ発のソフトロック・グループ。リード・ヴォーカルは、女性2名。キャロル・キング・メドレー『IT'S TOO LATE〜I FEEL THE EARTH MOVE』での繊細な表情の掛け合いも、ソウルフルな『THE GARDEN PATH』やアップテンポなボッサ『MY LOVE』でのグルーヴ感も悪くない出来。『CAST YOUR FATE TO THE WIND』カヴァーも、ソフトロックど真ん中の打ってるアレンジで楽しい。 |
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JAN-CLAUDE PELLETIER / Streaking ! ( Vogue )
74年フランス盤。アフロ・ライクな『HEY DOC ! HELP』、ジャズ・ゴーゴー『NUDES AND MARINES』、ジャズ・ファンク『TO STREAK WITH DEVIL』など、全編ゴリゴリ、下世話スレスレのファンキー・レアグルーヴの嵐。そしてサンプリング・フレンドリーなブレイクビーツ&フレーズの宝庫。ちなみに若い人たちのために用語解説。[ストリーキング](意図的に)全裸になって街の中を走り回ること(大辞林より)。ジャケのまんま。 |
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THE CUNNUNGHAMS / Make Me (a Sweet Potato Pie) ( DISCOVERT )
87年という年代、アメ盤、ディスカヴァリー。しかもこのジャケット。プレミアがつく要素もさしてないので、もし安価で見つけたら聴いてみてください。きわめて真っ当なジャズ・クインテットの演奏をバックに、夫婦善哉なデュエットを聴かせるミスター&ミセス・カニンガム。軽快なジャズ・ボッサ『BIG JAKE』や超速スキャット『BILLY'S BOUNCE』が聴きどころ。思い入れたっぷりに唄う『OUR BOSSA NOVA』は残念ながら平凡。 |
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S.HASELEY & P.KASS / Prototype ( Music De Wolfe )
過去にも何枚か紹介している、UKライブラリーのMusic De Wolfe。シンセ一辺倒になる前の60年代後半〜70年代頭の頃のこのレーベルは本当にいい。バーバラ・ムーアとかね。こちらの中身はジャズ、イージー風味をまぶしたソフトロック傾向のインスト曲集。S.HASELEYっていう人が担当したB面が明らかに優勢。ハッピーな『HOLIDAY JOB』は、ピチカートファイヴファンに絶対ストライク。『PROTOTYPE』も可愛いブレイクビーツ・ボッサ・ナンバー。抜きどころもいろいろ。 |
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VAN PRICE AND ORCHESTRA / Adlon Hully Gully ( ADLON )
デンマークのカフェも洒落たことをやる。OASE KAFFEっていうカフェがアニヴァーサリーで作った自主盤7インチ。自主盤なのにTETE MONTOLIU(piano)、BENNY NIELSEN(bass)、PALLE MIKKELBORG(trumpet)などなど、ジャズ界のそうそうたる面子が集結し、バリバリにファンキーなパーティーナンバー『HULLY GULLY』を披露。しかもフルート、サックス、ヴォイスでSAHIB SHIHABが客演。 |
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FURUYA TAKASHI / Touch of Your Lips ( FIVE SAXES )
大阪在住の男性ジャズ・ヴォーカリスト&サキソフォニストの、セルフ・プロデュースによるインディー盤。アフロ・キューバン・マナーのバンドサウンドに乗せて激渋のヴォーカルがスウィングする名曲『I BELIEVE IN YOU』がピカいち。ガーシュインの『A Foggy Day』もとびきりスウィンギーにカヴァー。ジョビンの『DINDI』は超甘々のバラード。お口説き系? なんていったら怒られるか。 |
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MARIO CAVALLERO / HIT PARADE CHANTE CARAVELLI CLAUDE COLUMBIE ポール・モーリア
定番アンセム『LA FETE』のカヴァー・ヴァージョンをまとめて紹介。めずらしいフル・ヴォーカル・カヴァーはMARIO CAVALLERO。声質はミッシェル・フーガンより若々しく、混声コーラスもバッチリ。アレンジも本家に負けずダイナミック。CARAVELLIは流麗なストリングスと女性コーラスによる繊細な仕上がり。CLAUDE COLUMBIEはインストによるM.フーガン・カヴァー集。ポール・モーリアも高音圧アレンジで踊れます。 |
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